大分大学医学部 2015年度(平成27年度) 受験情報|入試問題の傾向と対策
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2014年度 大分大学入試問題の傾向と対策
受験データ
▶ 一般入試 前期
科目 |
試験時間(二次) |
二次 |
センター |
難易度(二次) |
形式 |
英語 |
80分 |
100点 |
100点 |
やや難 |
記述・選択 |
数学 |
80分 |
100点 |
100点 |
標準 |
記述 |
国語 |
– |
– |
100点 |
– |
– |
物理 |
2科目120分 |
200点 |
100点 |
標準 |
記述・選択 |
化学 |
標準 |
記述 |
|||
生物 |
標準 |
記述 |
|||
地公 |
– |
– |
50点 |
– |
– |
面接 |
10分 |
200点 |
– |
– |
– |
小論文 |
– |
– |
– |
– |
– |
合計 |
– |
600点 |
450点 |
– |
– |
▶ 面接 前期
時間 |
形式 |
10分 |
個人面接(1対3) |
▶ 合格最低点 前期
2012年度 |
2011年度 |
2010年度 |
730.8(1050) |
758.7(1100) |
716.1(1100) |
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傾向と対策~科目別~
英語
解答方式 | 時間 | 大問数 | 難易度 |
記述式 | 80分 | 3問 | 標準 |
■設問別分析
大問 | 区分 | 内容 | 難易度 |
1 | 読解 | 内容説明(180字のもの、語数指定なしのもの)、英文和訳
テーマ:アルコール中毒の娘 ▶︎説明問題、和訳問題が中心に出題されている。語彙レベルはやや高いが注が付いている。問題は解きやすいものが多いが、和訳問題には難問も含まれる。構文を把握する力をしっかりと身につけておく。 |
標準 |
2 | 読解 | 語句整序、欠文補充
テーマ:医師の本質 ▶︎整序問題が中心であるが、難しい問題も含まれる。語法の知識が必要となるため、問題集を使って知識を網羅しておきたい。 |
標準 |
3 | 読解 | 空所補充
テーマ:ホスピスのはじまり ▶︎空所補充問題のみであるので、比較的取り組みやすい準動詞の知識があるとかなり有利に進められるので、文法をおろそかにせず、しっかりと対策を行っておきたい。 |
標準 |
数学
▶ 証明問題に注意
標準的な問題が出題されるが、やや難しい問題も含まれる。問題によってはかなり時間がかかるものもあるので、大問3題すべてにふれられるように配慮しなくてはならない。ややレベルの高い問題集を使って、思考力と計算力を鍛えておきたい。記述式であるため、論理的な解答を作る訓練を日頃からしっかりと行っておかなくてはならない。最近では証明問題も出題されており、難しい問題であるので、証明問題を解く練習も怠らないようにしたい。
物理
▶︎やや易しい問題から標準的な問題が大半を占めるが,解答形式が論述タイプ なので,普段から論理的かつ簡潔に解答へ至るプロセスを書くための練習が不可欠である。ま た,本年の大問1のように,少し計算力を要する問題も含まれているので,しっかりと演習を 積む必要があるだろう。
解答方式 | 大問数 | 難易度 | 点数 | 時間 |
記述式 | 3問 | 標準 | 2科目120分 |
⬛︎設問別分析
問題番号 | 領域 | 難易度 | 内容 |
1 | 力学 | 標準 | 円運動 |
2 | 熱力学 | 標準 | 断熱変化,定圧変化 |
3 | 電磁気学 | やや易しい | コンデンサ,非線形抵抗 |
化学
▶ 論述問題には深い知識が必要
論述問題が多く出題される。基礎的な内容でもかなり深い知識が問われるため、各事項について正確に理解しておく必要がある。ペニシリンの抗菌作用や実在気体に関する問題が出題され、難易度としてはかなり難しいと言える。『化学Ⅰ・Ⅱの新研究』などの内容の細かい参考書を読み込んで、深く、正確に原理を理解しておかなくてはならない。
理論分野は化学平衡が中心であり、電離平衡の問題は難しい。実験に関しても一つ一つの操作の意味まで理解しておきたい。
無機分野は反応式や工業的製法の知識をまとめておきたい。
有機分野は異性体や構造決定など、オーソドックスな内容ではあるが、一連の流れをまとめておさえておく。アミノ酸やタンパク質などの性質についてもまとめておきたい。
生物
▶論述,記述問題が多く,字数制限もあり,中には100字を超えるものもあるので,
過去問,問題集等用い,論述問題の練習をしっかりしておこう。
また,近年バイオテクノロジーに関する出題もあるので,インターネットなどを利用し,バイオ関係のニュースにも日頃から注意して理解しておくことも大事である。
解答方式 | 時間120分 | 問題数 | 難易度 |
記述,論述, | 2科目分 | 大問4 | 標準 |
■設問別分析
大問 | 内容 | 難易度 |
1 |
生物Ⅰ,生物Ⅱ
細胞 細胞膜のはたらき |
標準
|
2 |
生物Ⅱ
生態 社会性昆虫(ミツバチ)について |
標準 |
3 |
生物Ⅰ,生物Ⅱ
免疫 獲得免疫について |
標準 |
4 |
生物Ⅱ
進化・系統 植物の進化と系統 |
標準 |
面接
前期 個人面接 1対3 10分
・志望動機 ・医師をめざすようになった経緯(再受験生)
・地元ではなくなぜ大分大学を受けたのか
・興味のある科
・医師にとって必要なことは何か ・医師以外の医療従事者への道は考えなかったのか
・大学で何をしたいか ・高校生活について
・最近気になったニュース ・趣味は何か ・友人は多いか、よく連絡を取り合うか
・大分県の地域的な医師不足の原因は何か
・地元の医療事情
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