前期試験と後期試験の間は…

 

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先日、国公立大学の前期試験が終了しました。センター試験直後は気が抜けてしまいますという話をしましたが、前期試験と後期試験の間はそれよりも遥かに気が抜けてしまいます。上手に自分の気持ちをコントロールしましょう。

 

科目数が減る

その最大の原因はこれだと思います。国公立医学部志望者は、センター試験前には最大12分野(現国、古文、漢文、数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲ、物理、化学、生物、社会、英語、リスニング)の勉強を同時並行で行いますが、後期試験の対象科目は1、2科目程度であることが多いです。また、後期志望校を正しく選んでいると(センターリサーチでA判定、悪くともB判定)、その少ない科目を必死になって勉強する必要もなかなか感じられず、何をしていいか分からなくなってしまいますよね。

 

前期試験がゴールという気持ちになっている

センター試験後から、後は前期試験だけというモチベーションで頑張っているので、前期試験の終了によって気持ちは一旦切れてしまいます。結果も関係なく、気持ちだけ先にゴールです。苦しい努力を積み重ねてきた人ほど、その症状は強いようですが、みなさんはいかがでしょうか?

 

では、何をする?

この期間には最低限守るべきルールが存在します。

①現状よりも得点能力を落とさない

②生活のリズムを変えない

どんなに勉強のやる気が出ずに苦しくても、得点能力が落ちるほど勉強をさぼってはいけませんし、生活のリズムを崩すことで気持ちの崩壊を後押ししてもいけません。前期試験の合格発表から後期試験までは余裕がありませんので、後期試験が必要だと分かった瞬間から全力で頑張ることができる準備は絶対に整えておきましょう。

 

残り僅かの辛抱です

前期試験で合格を確信していても、後期試験に向けて巻き返しが必要な状態でも、最長で残り2週間ほどの辛抱です。甘えずに頑張った者にこそ吉報が訪れると信じて、最後まで頑張り通しましょう!