琉球大学医学部│化学の傾向と対策

理論分野は、計算問題として問われ大きな比重を占める。熱化学、中和、酸化・還元、気体、平衡定数など基礎理論を正確に理解し計算力・応用力を養う必要がある。有機分野は、合成試薬と生成物、その検出法を確実に記憶しておく必要がある。構造決定問題は標準的な問題で慣れておき応用的な問題で演習を積み重ねる必要がある。

傾向と対策について、理論分野では主に熱化学、中和、酸化・還元、気体、平衡定数が出題され、さらには計算問題も多く出題されている。そのため、これらの分野の計算問題の演習を行いたい。無機分野では単体や化合物の性質、陽イオンの検出・分離、気体の発生等が出題されている。基礎知識を確実なものにすることが大切である。有機分野では合成試薬と生成物、その検出方法を中心に暗記しておく必要がある。構造決定の問題も頻出なので標準的な問題に慣れておく必要がある。