2015年 北里大学薬学部 数学 過去問 解説
解答方式 |
時間 |
大問数 |
難易度 |
空欄補充・記述 |
70分 |
3問 |
標準 |
■設問別分析
大問 |
区分 |
内容 |
難易度 |
1 |
全て |
空欄補充なので模範解答の通りの表記をできるよう注意すること.記述は必要ないことから本質を理解,出題者の意図に添って解答を考えると特に時間はかからない. |
易 |
2 |
数Ⅲ |
(1)ベクトルを用いると大きさと内積で表すと良い.またはPP’を底辺,直線と焦点Fとの距離を高さとして求める.(2)△PP’Fの周の長さは頂点距離の2倍と気づけばあとは計算するだけである. |
標準 |
3 |
数Ⅱ 数Ⅲ |
(1)(2)は定義を用いて導ける.(3)においては共有点のx座標がx=0.aと気づくので,これ以外に共有点を持たないことを示すといい.(4)は単調増加と予想されるので,[math]S^{ ‘ }\left( a \right) [/math]>0を示す. | やや難 |
■傾向と対策:空欄補充では速さと正確さ.記述では基礎の理解を問われる.
後半の大問はやや難易度が高くなるので,大問1の小問集合を確実に完答したい.定義や定理に従って答えを予想して断定する練習をするといい.加えて後半2問は記述式となるので,過不足の無い答案の作成に努める.教科書にある表記に従って,特に不足の無いよう留意したい.同値が保証されている表現を覚えておくこと. |