再生医療(iPS細胞、STAP細胞)について

 

小保方さんや理化学研究所が巻き起こした一連の騒動が終わりを迎えようとしています。

小保方さんのこれまでの研究や過去については洗いざらい調べ上げられ、これ以上つつくところがなくなっているので、これからは自然と報道が減っていき徐々に忘れられていくことでしょう。

しかし、このような終わり方でいいのでしょうか。

 

私個人の正直な気持ちとして、小保方さんが悪い人だろうが、理化学研究所の体質に問題があろうがなかろうが、そんなことはどうでもいいし、小保方さんがSTAP細胞を実際に作ったかどうかもあまり関係ないと思っています。

 

本当に重要なのは、「STAP細胞が技術、費用、安全面の全てにおいて実用化できるのか否か」だと思います。(そもそも存在するのかということも含めて)

成功・失敗したのが誰でどんな人なのかを知ることより、未来に希望を与えてくれる技術がもしも誕生したのであれば、その内容についてもっともっと注目して欲しいと願います。

 

超高齢化社会の日本では医療費削減を最大の目標としているため、再生医療の研究がある程度進めば、腎臓や膵臓の再生を目指していくことになるでしょう。(透析や糖尿病治療には費用がかかるので)しかし、再生医療の技術はみなさんに対して平等で、機会さえ与えられればどんな研究をしても、倫理的に問題がない限り歓迎されます。このブログを見ている方は再生医療の技術を使って何を調べ、どのような人を救いたいですか?

 

再生医療について
※厚生労働省参照

 

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