医学部入試突破 対策その3:参考書
「どの参考書を使えばいいですか?」「良い参考書ありませんか?」とよく聞かれますが、いつも答えに困ってしまいます。
問題集であればいろいろおすすめすることは出来ますが、参考書(例:三日で完璧!微分積分!のようなもの)というのは難しいです。使ったことがないからでしょうね。
では、仮に使うとしてどういう参考書を買うべきなのでしょうか。
一言で言うと「教科書の理解できない部分を丁寧に解説してくれる本」ということになるでしょう。
私は、教科書に載っていない公式を教えてくれるものや「この問題はこう解く!」といったハウツー系の本には何の意味もないと思っています。日本の入試で出題される問題の99%は教科書の内容が完璧にわかっていれば解くことができるように作られているので、それ以上の知識を備えることは無駄だし、教科書の完璧な理解を妨げる(思考停止に陥らせる)解法記憶型の本で勉強することは遠回りでしかないと思います。
もしも、教科書が理解できず、周囲にその疑問に答えてくれる人がいなければ、その時に初めて、良い参考書との出会いを求めて本屋巡りをすればいいのではないでしょうか。
最後におまけですが、教科書が理解できている人は数学であれば東京出版、英語であれば桐原書店の問題集を使ってみることをおすすめしておきます。
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