東京医科歯科大学 2014年度 受験情報|入試問題の傾向と対策

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2015年度 東京医科歯科大学入試問題の傾向と対策

受験データ

▶ 一般入試 
前期
科目
試験時間(二次)
二次
センター
難易度(二次)
形式
英語
90
120
40
やや難
記述・選択
数学
90
120
40
やや難
記述
国語
40
物理
2科目120
120
40
標準
記述・選択
化学
標準
記述
生物
標準
記述
地公
20
面接
小論文
合計
360
180
 
後期
科目
試験時間(二次)
二次
センター
難易度
形式
英語
125
数学
125
国語
125
物理
125
化学
生物
地公
面接
100
小論文
100
合計
200
500
 
 
▶ 面接
前期
時間
形式
10分
個人面接(1対3)
 
後期
時間
形式
10分×2
個人面接(1対5)
 
 
▶ 合格最低点 
前期
2012年度
2011年度
2010年度
368(540)
369(540)
373(540)
 

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傾向と対策~科目別~

 

英語

▶ 和訳問題は難しいものが多いため要注意。

1つの長文を読み、医学科受験者は大問3~6を解答する。

 

大問3 内容一致

本文と内容が一致するものにはT一致しないものにはFを選ぶ問題。出題箇所は本文中でも重要な箇所となっている場合が多い。テーマ、主張、具体例などの情報構造を正確に読み取る必要がある。

 

大問4 英問英答

本文に関する3つの質問に、それぞれ10~25語の英語で解答する問題。先に問題文に目を通してから本文を読み始めるとよい。単数形、複数形などの文法的なミスが内容に注意する。

 

大問5 下線部和訳

下線部和訳問題が2題出題される。thatの判別や関係詞といった構文把握の問題も多いが、名詞構文や前置詞の訳が捉えづらいものも多く出題されている。下線部前後の反復関係を正確に読み取り、予測しながら訳を組み立てていきたい。

推薦参考書:大学入試 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座 関 正生 (著)

 

 

大問6 要約

400字の日本語で本文の内容を要約する。語数が多いため、内容をまとめる日本語力は必要としないが、譲歩、主張、具体例の流れを正確に読みとり、要約する必要がある。一般論も必ず解答に取り入れること。

 

 

 

数学

▶ 微分積分の対策を重点的に。

微分積分・行列の出題頻度が高い。誘導してあるが難しい問題が多いため、普段から標準レベル以上の問題集でしっかりと対策しておく必要がある。2013年度では大問3の微分積分・最大値・最小値の融合問題は難問であった。

 

 

 

物理

▶ 計算力を磨く。

大問2題、例年力学と電磁気が出題されている。標準的な問題がほとんどであるが、計算が複雑なものが含まれている。与えられた条件を正確に読み取り、解答していく必要がある。グラフ、描図問題の対策もしっかりと行っておきたい。

 

 

 

化学

▶ 基礎を固め、読解力を磨く。

大問3題で構成される。基礎的な問題も出題されるが、問題文をしっかりと読まなくてはならない応用問題が出題される。2013年度は大問1で固体状態と気体状態の物質が混在する系での平衡に関する問題が出題されていた。教科書レベルの知識をベースに、問題文で与えられる条件を理解して解かなくてはならないため、差がつく問題である。

 

 

生物

▶ 描図問題、実験問題で得点を。

記述式の問題が中心。描図問題や実験考察問題が多く出題されるため、問題演習で形式に慣れておきたい。知識が問われる問題ではあまり差がつかないため、思考力を要する問題で得点していきたい。

 

 

小論文

課題文読解型で2題出題される。

一題は人文科学、もう一題は医学系の内容である。

 

 

出題内容

2013年度

日本人の美意識

再生医療実用化の問題点

 

2012年度

生命と機械

インフォームド・コンセントと共同決定

 

 

面接

前期 10分 個人面接 1対3

・志望理由(大学)

・昨年受験した大学からなぜ本学に変えたのか

・高校で思い出に残っていることは何か

・部活動について、大変だったこと

・自分の目指す医師像に近づくために、これからどのようなことをしたら良いと思う

・リーダーシップを発揮するタイプか

・勉強以外に、大学に入学したらしたいことは何か

・遺伝子治療についてどう思うか

・医学についてどう思っているか

 

後期 10分×2回 個人面接 1対5

・再受験の理由

・志望理由(医師)

・他大学と本学の違い ・カリキュラム変更について知っているか

・医師の社会的地位をどう考えるか

・趣味について

・部活動について

・部内での意見対立をどうまとめるか

・ボランティア活動はしたことがあるか、その感想

・効果のうすい薬を患者に使用するか

・10年後の自分を想像すると

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