2015年 横浜市立大学医学部 物理 過去問 解説

解答方式

時間

大問数

難易度

記述・描図

2科目

180分

3問

標準

■設問別分析

大問

区分

内容

難易度

1

力学

(2)復元力が kx とならないことに注意。(3)小球が離れて運動するのは垂直抗力 N=0 のとき。(5)加速度0となる位置が振動の中心である。(6)小球が最高到達点に達するのにかかる時間は単振動の1/2周期に等しい。

標準

2

電磁気学

(7)領域1では同じ半径の円運動を行うため、この円の右端が A0 と接する場合を考えればよい。(8)n回目にA0を通るのは、領域2を1回通過したあとに領域1の円運動の軌跡がx軸の負の方向へ 2r/n ずれた場合。

やや難

3 波動 (1)(ア)三角比を利用する。(イ)ドップラー効果の公式から。(2)(ア)三角比を利用する。(イ)検出器の位置が変わったことに注意。(ウ)うなりの式から。(エ)うなりが聞こえるための条件は φ≠0 である。あとは(ウ)の結果に代入すればよい。 標準

■傾向と対策:オーソドックスなテーマが多いが思考力が要求される。

全3題で力学、電磁気学からはほぼ出題される。試験時間は理科2科目180分。テーマはオーソドックスだが、計算力や思考力が要求される問題もあるため時間的猶予はない。状況を把握する能力が必要となるので、公式への代入で済ませるのではなく普段から図を描き説明できるようにしておくこと。