産業医科大学医学部│数学の傾向と対策
産業医科大学医学部の傾向と対策(数学)を、年度ごとに掲載しております。過去から遡って確認する事により、より良い傾向を掴み対策を立てることが可能です。
※難易度・スピードの☆印は5段階評価になります。
2022年度入試
科目 | 数学 | 解答時間 | 100分 |
難易度 | ☆☆☆ | スピード | ☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
1 | 数と式 | 単位に基づく計算、有効数字 | 空欄補充 | 標準 |
2 | 場合の数、微分法、図形の性質、式と曲線、微分法、積分法、複素数と方程式、図形と方程式、確率、図形と方程式 | 配列、三角関数の最大、円周角、楕円、放物線の接線、無理関数の不定積分、高次方程式、軌跡、三角形になる確率、三角形の重心、内分点 | 空欄補充 | 標準 |
3 | 式と曲線 | トロコイドの媒介変数表示 | 空欄補充 | 標準 |
4 | 数列 | 漸化式、最大・最小 | 記述 | 標準 |
傾向と対策
出題形式は、大問のうち1題が記述式で、残りは空所補充式であり、今年も例年通りであった。例外として2020年度は記述式がなく、2021年度は記述式が2題であった。空所補充式の大問は、2019年度まではすべて小問集合で、2題に別れていたが、2020年度以降は1題になり、小問集合でない大問が2020,2021年度は1題で、今年度は2題であった。
おおむね全範囲から出題されているが、中でも、図形と計量、場合の数と確率、整数の性質、三角関数、数列、複素数平面、微・積分法とその応用は頻出である。また、前年度と類似の問題が続けて出題されることがある。過去問をチェックしておきたい。 難易度は標準的な問題が多数を占めるが、基本的なものから計算力や思考力を要するものまで幅広い。時間のわりに設問数が多いので、短時間で解答する工夫も求められる。 入試の基礎から標準レベルまでの問題をまんべんなく演習して、小問集合のような問題は確実に解けるようにする。そのうえで入試過去問にあたり、計算力とひとつの単元にとらわれないような幅広く丁寧な思考力を身に付けよう。また、演習の際は、正解しても、もっと要領よく短時間で解く方法はないかなど、いろいろな角度から解法を検討することも心がけたい。 |
2020年度入試
科目 | 数学 | 解答時間 | 100分 |
難易度 | ☆☆ | スピード | ☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
1 | 小問12問 | (1)指数方程式の解の個数
(2)区分求積法 (3)三角形の内接円 (4)素数の和 (5)三角関数の値 (6)正四面体の体積 (7)空間座標と平行六面体の体積 (8)支払い方の総数 (9)三角形の外接円の半径 (10)双曲線 の離心率 (11)-(12)変数分離型の微分方程式 |
空欄補充 | 標準 |
2 | 複素数平面 | 複素数平面上の点の移動、独立反復試行の確率、複素数と漸化式、三角形の面積、三角関数の計算、確率の漸化式 | 空欄補充 | 標準 |
傾向と対策
これまでの年は空欄補充形式2題と記述式1題の併用の大問3題だったが、今年は大問2題で全問が空欄補充形式になった。出題範囲は数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B(数列・ベクトル)であり、微・積分法、確率(場合の数)、図形の方程式、三角関数などが頻出分野である。難易度は標準レベルだが、全体的に計算量が多いので、基礎力と計算力を付けるように学習を進めたい。 |
2019年度入試
科目 | 解答時間 | ||
難易度 | ☆☆☆☆☆ | スピード | ☆☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
1 | ||||
2 | ||||
3 |
傾向と対策
2018年度入試
科目 | 解答時間 | ||
難易度 | ☆☆☆☆☆ | スピード | ☆☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
傾向と対策
2017年度入試
科目 | 解答時間 | ||
難易度 | ☆☆☆☆☆ | スピード | ☆☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
傾向と対策
2016年度入試
科目 | 解答時間 | ||
難易度 | ☆☆☆☆☆ | スピード | ☆☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
傾向と対策
2015年度入試
科目 | 数学 | 解答時間 | 100分 |
難易度 | ☆☆☆ | スピード | ☆☆☆ |
傾向と対策
標準的な問題が多く、やや難しい問題も出題される。時間内に解くためには上手に計算していく必要がある。分野は幅広く出題されているので、どの分野も標準以上の実力を身に付けて試験に挑んで欲しい。 |
2014年度入試
傾向と対策
微分積分・図形と方程式を重点的に計算量が多いため、時間内に解き終えるには訓練が必要である。微分積分・図形と方程式の分野からの出題頻度が高いが全分野にわたって総合的な力が必要となる。普段からスピードを意識して解くことを心がけ、難問に時間を割けるようにしたい。 |