東北医科薬科大学医学部│生物の傾向と対策
東北医科薬科大学医学部の傾向と対策(生物)を、年度ごとに掲載しております。過去から遡って確認する事により、より良い傾向を掴み対策を立てることが可能です。
 
※難易度・スピードの☆印は5段階評価になります。
2020年度入試
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 2科目120分 | 
| 近年問題数が増え、単純な空所補充を早く解き、実験考察に時間をあてられるように素早いアウトプットが要求される。 | 遺伝情報、体内環境 |  | 
| 難易度 | ☆☆ | スピード | ☆☆☆ | 
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 | 
| 1 | 遺伝情報、細胞 | 外来遺伝子とPCRの問題。細胞膜の物質輸送の問題。遺伝子変異の問題。電気泳動の問題。 | 計算、選択 | やや易 | 
| 2 | 動物の反応 | ヒラメ筋の伸張反射の問題。 | 選択 | やや易 | 
| 3 | 生殖・発生、進化・系統 | 遺伝子の独立と連鎖の問題。組換え価の問題。ハーディーワインベルグの問題。 | 計算、選択 | 易 | 
傾向と対策
| 全問マークシート形式で大問は3題。問題様式としては空所補充問題と実験考察が多い。 昨年度と比べると医学部的な問題が増えている。また、遺伝情報の問題がよく出る。特筆すべきことは解答数が年々増えて非常に多いものになっていたが、2019年は58個から2020年は38個と時間的余裕はかつてほど厳しくはなかった。とはいえ知識問題は瞬殺して、実験考察に時間をかけないようにしたい。 知識問題は多くは教科書に載っているレベルだが、それ以上のものもある程度出る。まずは、教科書レベルでいいので、間違いない知識をきっちり入れることとその背景理解に勉強時間を当てたい。その上で、それ以上の知識は問題を解くときに仕入れ、資料集で確認していく。医学部的な問題は精通する必要がある。 問題難易度よりも問題を解く速度がより要求されている。問題演習量と早く解く意識が重要になってくるため、マークシート形式の他の私立医学部の過去問題はなるべく演習したい。 | 
 
2019年度入試
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 2科目120分 | 
| 近年問題数が増え、単純な空所補充を早く解き、実験考察に時間をあてられるように素早いアウトプットが要求される。 | 遺伝情報、体内環境 |  | 
| 難易度 | ☆☆ | スピード | ☆☆☆☆ | 
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 | 
| 1 | 体内環境 | 血糖量調節の問題。血液凝固の問題。尿生成の問題。 | 計算、選択 | やや易 | 
| 2 | 動物の反応 | 神経の興奮伝導と伝達の問題。筋収縮の問題。 | 計算、選択 | やや易 | 
| 3 | 遺伝情報、細胞 | インスリンの合成分泌経路の問題。インスリン遺伝子への突然変異導入の問題。 | 実験考察、選択 | 標準 | 
傾向と対策
| 全問マークシート形式で大問は3題。試験時間は2科目120分。問題様式としては空所補充問題と実験考察が多い。 昨年度と比べると医学部的な問題が増えている。また、遺伝情報の問題がよく出る。特筆すべきことは解答数が年々増えて非常に多いものになっている。この年は58個にも上り、知識問題は瞬殺して、実験考察に時間をかけないと完答は難しい。 知識問題は多くは教科書に載っているレベルだが、それ以上のものもある程度出る。まずは、教科書レベルでいいので、間違いない知識をきっちり入れることとその背景理解に勉強時間を当てたい。その上で、それ以上の知識は問題を解くときに仕入れ、資料集で確認していく。医学部的な問題は精通する必要がある。 問題難易度よりも問題を解く速度がより要求されている。問題演習量と早く解く意識が重要になってくるため、マークシート形式の他の私立医学部の過去問題はなるべく演習したい。 |