杏林大学医学部│化学の傾向と対策
杏林大学医学部の傾向と対策(化学)を、年度ごとに掲載しております。過去から遡って確認する事により、より良い傾向を掴み対策を立てることが可能です。
※難易度・スピードの☆印は5段階評価になります。
2019年度入試
科目 | 化学 | 解答時間 | 2科目100分 |
難易度 | ☆☆☆ | スピード | ☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
1 | 総合 | 結合距離。イオン結合。平均分子量。有機溶剤。飽和蒸気圧曲線。熱化学反応式。可逆反応。単位格子。電気分解。 | 計算、選択 | やや易 |
2 | 総合 | 酸塩基の反応。ナトリウムとその化合物。錯イオン。構造異性体。不斉炭素原子。分子構造。 | 計算、選択 | やや易 |
3 | 有機 | サリチル酸とその関連化合物。検出反応。アセチルサリチル酸の合成。 | 計算、選択。 | 標準 |
傾向と対策
大問は年度によって3、4題となり、全問マークシート式で2科目100分となる。
出題傾向は理論、無機、有機、全般にわたって出題され融合的な問題もある。理論に関連した酸化還元、中和などに関わる無機が良く出題される。また、化合物の識別法が頻出である。 概ね標準問題であり、基本から標準的な問題をよく演習することで対応が効く。応用問題も基本的な性質を理解していれば問題なく解けるものとなる。苦手分野を作らないことが肝要で、演習に際しては速度を意識した解答を心掛けたい。 |
2018年度入試
科目 | 解答時間 | ||
難易度 | ☆☆☆☆☆ | スピード | ☆☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
傾向と対策
2017年度入試
科目 | 解答時間 | ||
難易度 | ☆☆☆☆☆ | スピード | ☆☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
傾向と対策
2016年度入試
科目 | 化学 | 解答時間 | |
理論・無機・有機すべての分野から均等に出題。内容は基礎的だが総合的な知識が必要。 | 理論 | 有機・無機 | |
難易度 | ☆☆☆ | スピード | ☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
1 | 理論 | 【混合気体の燃焼、平均分子量、分圧、水蒸気圧】
問1から問5まですべて気体の状態方程式や分圧に関する基礎的な問題である。しかし、実験Aから47℃での飽和水蒸気圧を求めることに気付くことができないと、問4、問5は解けない。 |
マークシート 計算 |
標準 |
2 | 有機・理論 | 【油脂、脂肪酸、けん化価、ヨウ素価】
油脂と高級脂肪酸に関する総合的な知識が必要な問題。けん化価やヨウ素価の計算も含め難易度は高くないが、油脂の種類や不飽和脂肪酸の具体的な名称の暗記が必要。 |
マークシート 計算 |
易 |
3 | 無機 | 【気体の製法と性質、乾燥剤、沈殿】
出題されている気体は、水素・アンモニア・塩化水素・酸素・塩素・メタン・二酸化炭素・二酸化硫黄・二酸化窒素・硫化水素の10種類である。どれも製法・性質など当然知っていなければならないものばかりである。 |
マークシート |
易 |
傾向と対策
毎年、理論・無機・有機のすべての分野から出題されている。計算問題の割合は比較的少ない。それぞれの大問ごとにひとつの分野での基礎的だが広い知識が求められる問題となっている。基礎から標準程度の問題集で、頻出問題を反復練習し取りこぼしが無いようにしなければならない。 |
2015年度入試
傾向と対策
問題量が多く基礎的。スピードが必要だが、正確に標準的な問題がほとんどであるが、やや難しい問題も含まれる。全分野から幅広く出題されているため、教科書レベルの知識は確実におさえておく必要がある。反応速度や化学平衡を出題されているため、入試問題集を繰り返し解き、解法を頭に入れておかなくてはならない。 |
2014年度入試
傾向と対策
問題量が多く基礎的。スピードが必要だが、正確に標準的な問題がほとんどであるが、やや難しい問題も含まれる。全分野から幅広く出題されているため、教科書レベルの知識は確実におさえておく必要がある。反応速度や化学平衡を出題されているため、入試問題集を繰り返し解き、解法を頭に入れておかなくてはならない。 |