日本大学医学部│数学の傾向と対策

日本大学医学部の傾向と対策(数学)を、年度ごとに掲載しております。過去から遡って確認する事により、より良い傾向を掴み対策を立てることが可能です。

 

 

※難易度・スピードの☆印は5段階評価になります。

2020年度入試

科目 数学 解答時間 75分
難易度 ☆☆☆ スピード ☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1 小問4問 (1)2つの放物線の共有点の座標およびその2つの共有点を通る直線の方程式 (2)集合の要素の個数 (3)図形と計量 (4)線形計画法 マークシート方式 やや易
2 小問4問 (1)ベクトルの内積および絶対値 (2)三角関数の最大値・最小値 (3)複素数平面 (4)整数問題 マークシート方式 やや易
3 確率 サイコロを投げる試行における確率 マークシート方式 標準
4 微分法 導関数、単調減少であることの証明、不等式が常に成り立つための条件 記述式 標準
5 微・積分法 極値、変曲点、接線、直線と曲線で囲まれた図形の面積 記述式 標準

傾向と対策

大問5題で解答時間75分の試験であり、大問1~3がマークシート方式、大問4,5が記述式での解答になる。出題範囲は数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B(確率分布と統計的な推測を除く)で、小問集合は幅広い範囲から、記述式の問題は微・積分法から多く出題されている。小問集合の難易度は教科書の章末問題程度だが、記述問題は応用力と計算力が必要で、解答時間的にも完答はやや厳しいと思われる。そのため対策としては基礎力と計算力を身につけることが必要である。

2019年度入試

科目 解答時間
難易度 ☆☆ スピード ☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1
2
3
4

傾向と対策


2018年度入試

科目 数学 解答時間 75分
広い分野から標準的な問題が出題。時間と正確性の勝負になる。 三角関数 積分
難易度 ☆☆☆ スピード ☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1 小問集合 解と係数・連立不等式・余弦定理など。基本的な問題。完答できる。 マーク やや易
2 小問集合 順列・三角関数の最小値・指数・漸化式など。基本的な問題。完答できる。 マーク やや易
3 図形と方程式+三角関数 円周上の動点の距離・共通接線の傾きの問題。難しい式をたてずに円の性質を使えば、時間短縮が可能な問題。 マーク 標準
4 数列+積分+極限 数列を用いた積分の問題。一見、複雑そうであるが、設問に従えば、標準的な問題である。答えも複雑ではなく、答えやすい問題である。 記述 標準
5 式と曲線+積分 サイクロイドの曲線の長さと概形を描く問題。積分の公式とベクトルの基本的な考え方を使う問題である。 記述と 図示 標準

傾向と対策

問題は、標準的で答えやすい良問である。ただし、時間が75分なので、計算に工夫が必要である。教科書の例題レベルの問題を、確実に素早く解く練習をしておくのが最良と思われる。

2017年度入試

科目 解答時間
難易度 ☆☆☆☆☆ スピード ☆☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度

傾向と対策


2016年度入試

科目 解答時間
難易度 ☆☆☆☆☆ スピード ☆☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度

傾向と対策


2015年度入試

科目 数学 解答時間 75分
難易度 ☆☆☆ スピード ☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1 数学Ⅰ

数学Ⅰ

数学A

数学Ⅱ

数学B

数学Ⅱ

数学B

数学C

2次関数

2次関数

確率

図形と方程式

数列

指数・対数

平面ベクトル

行列

解答のみ

やや易

やや易

標準

2 数学Ⅲ

数学A

数学B

数学Ⅲ

図形と方程式

平面図形

数列

極限

記述式(解答のみの設問あり)

標準

3 数学Ⅰ

数学B

数学Ⅰ

三角比

ベクトル

図形と計量

記述式(解答のみの設問あり) やや易

標準

標準

4 数学Ⅲ

数学Ⅲ

積分法・極限

積分法・極限

記述式(解答のみの設問あり) 標準

やや難


2014年度入試

傾向と対策

スピードを意識した計算を

教科書レベルの問題であるが、かなりの計算力を要する問題が出題される。短時間の間に解かなくてはならないので、スピードを意識して、要領よく解かなくてはならない。微積分の問題が必出であるが、幅広い分野から出題されている。