広島大学医学部│化学の傾向と対策
広島大学医学部の傾向と対策(化学)を、年度ごとに掲載しております。過去から遡って確認する事により、より良い傾向を掴み対策を立てることが可能です。
※難易度・スピードの☆印は5段階評価になります。
2020年度入試
科目 |
化学 |
解答時間 |
1科目60分または
2科目120分 |
難易度 |
☆☆☆☆ |
スピード |
☆☆☆ |
設問別分析表
大問 |
区分 |
内容 |
解答方式 |
難易度 |
1 |
無機・理論 |
コロイドの性質、コバルトイオンの反応と反応量、浸透圧と希薄溶液の性質 |
計算・描図 |
標準 |
2 |
理論 |
熱化学方程式と物理量、反応速度と活性化エネルギー |
計算 |
やや難 |
3 |
有機・理論 |
サリシンの構造決定、ベンゾカインの生成法 |
|
標準 |
4 |
有機・理論 |
合成高分子化合物、ナイロン66の反応量、けん化、トリペプチドの異性体、β-シート構造 (15字) |
論述・計算 |
標準 |
傾向と対策
大問4題で、試験時間が理科1科目受験者は60分、理科2科目受験者は120分の試験である。出題範囲は「化学基礎・化学」で、単に知識を記憶しているだけの表面的な学習では高得点に結びつかない良問が多い。頻出頻度の高い事項は次の通りである。理論分野では、物質の構造と性質(原子・分子の構造、分子の極性、元素の周期律、化学結合)、化学反応式に伴う量的な関係の計算、物質の状態(結晶構造、蒸気圧、気体の法則、溶解度、希薄溶液の性質)、物質の変化(熱化学、中和反応、pH、酸化還元反応、電池と電気分解)である。無機分野では、気体の製法と性質、元素の周期表と代表的な単体及び化合物の性質と反応、陽イオンの反応と分離、錯イオンの生成、無機化学工業(ハーバー法、オスワルト法)である。有機分野では、元素分析と物質の構造決定、官能基の性質と反応、異性体、アルコールの性質と反応、ベンゼンの誘導体の合成、糖類とタンパク質、核酸、合成高分子化合物の構造と性質である。
対策について、理論分野ではまず問われる内容が幅広いためすべての基礎事項を押さえたい。また計算問題もおおいため問題演習を積み、計算力を養成していく必要がある。無機分野では理論分野や実験と関連付けて出題されることが多いので、理論の裏付けを考えながら学習するとよい。有機分野では構造決定の問題が頻出であるため、基本的な有機化合物の合成・反応・性質・官能基の検出方法を十分に理解しておく必要がある。また、オゾン分解やマルコフニコフ則などやや難易度の高い反応も理解しておくと役に立つだろう。 |
2019年度入試
科目 |
|
解答時間 |
|
難易度 |
☆☆☆☆☆ |
スピード |
☆☆☆☆☆ |
設問別分析表
傾向と対策
2018年度入試
科目 |
|
解答時間 |
|
難易度 |
☆☆☆☆☆ |
スピード |
☆☆☆☆☆ |
設問別分析表
傾向と対策
2017年度入試
科目 |
|
解答時間 |
|
難易度 |
☆☆☆☆ |
スピード |
☆☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 |
区分 |
内容 |
解答方式 |
難易度 |
1 |
|
|
記述 |
標準 |
2 |
|
|
|
|
3 |
|
|
|
|
傾向と対策
2016年度入試
科目 |
|
解答時間 |
|
難易度 |
☆☆☆☆ |
スピード |
☆☆☆☆ |
設問別分析表