埼玉医科大学医学部│数学の傾向と対策
埼玉医科大学医学部の傾向と対策(数学)を、年度ごとに掲載しております。過去から遡って確認する事により、より良い傾向を掴み対策を立てることが可能です。
※難易度・スピードの☆印は5段階評価になります。
2020年度入試
科目 | 数学 | 解答時間 | 50分 |
難易度 | ☆☆☆ | スピード | ☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
1 | 小問3問 | (1)対数計算 (2)集合 (3)台形の面積の最大 |
マークシート | 標準 |
2 | 積分法 | 放物線、線分の長さの最小、回転体の体積 | マークシート | 標準 |
3 | ベクトル | 正四面体、三角形の面積、内積、面積の最小 | マークシート | 標準 |
4 | 確立 | 和が一定となる自然数の個数、条件付き確率 | マークシート | 標準 |
傾向と対策
大問4題で解答方式がマークシート方式の試験である。試験時間は2020年までが60分だったが、2021年からは50分に変更される予定である。出題範囲は数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B(数列・ベクトル)で、頻出範囲は微・積分法、確率、図形の問題である。難易度は標準的なものであり、基本事項を確実に身につけて過去問の演習を重ねることが大切である。また、マークシート方式ではあるが解答時間が50分(2021年度から)と短いので、無駄のない思考と計算力も必要である。 |
2019年度入試
科目 | 数学 | 解答時間 | 60分 |
微分積分、確率、図形問題がよく出題されている。 | |||
難易度 | ☆☆☆ | スピード | ☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
1 | 小問 | 自然数の桁数 メネラウスの定理 3次関数の最大値 | マーク | 標準 |
2 | 三角関数
積分法 |
三角関数の不等式 曲線が囲む面積 | マーク | 標準 |
3 | 数列
複素数平面 極限 |
公比が複素数である等比数列の和 極限 | マーク | やや難 |
4 | 確率 | 黒石5個と白石5個を並べるときの確率 | マーク | 標準 |
傾向と対策
微分法積分法と確率が毎年出題されている。問題集や教科書で十分演習をつみたい。難問はみられないが、時間内に高得点を取るには計算力が必要である。 |
2018年度入試
科目 | 数学 | 解答時間 | 60分 |
計算量が少し多く、時間に注意することが必要。 | 確率 | 微積 | |
難易度 | ☆☆☆ | スピード | ☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
1 | 小問 | 問1:整数問題,問2:指数対数,問3:区分求積と積分,問4:2次方程式。すべて標準的な問題。計算に注意して完答したい。 | マーク | 標準 |
2 | 2次関数 | 最大最小の基本的な問題である。問題の意図を素早く取り、着実に計算することが求められる。 | マーク | 標準 |
3 | ベクトル | 正五角形の辺と対角線の長さの関係を使う。入試問題の過去問を練習しておけば、一度は経験している問題である。ただ計算に注意すること。 | マーク | やや難 |
4 | 確率 | 毎年、同じような問題が出題されている。標準的な問題で、条件付き確率が急所である。 | マーク | やや易 |
傾向と対策
教科書の例題の練習と時間を決めた過去問演習が効果を発揮すると思われる。一度で正解を出しっかりした計算力が必要である。高得点を狙って欲しい。 |
2017年度入試
科目 | 解答時間 | ||
難易度 | ☆☆☆☆☆ | スピード | ☆☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
傾向と対策
2016年度入試
科目 | 解答時間 | ||
難易度 | ☆☆☆☆☆ | スピード | ☆☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
傾向と対策
2015年度入試
科目 | 数学 | 解答時間 | 60分 |
難易度 | ☆☆☆ | スピード | ☆☆☆☆ |
設問別分析表
大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
1 | 数学Ⅰ
数学Ⅱ |
数と式:式の値
二次方程式:解と係数の関係 対数関数:2変数の存在条件と対数関数 極限:関数の極限 |
マーク式 | やや易
やや易 やや易 やや易 |
2 | 数学B | ベクトル:回転移動とベクトルの和 | マーク式 | 標準 |
3 | 数学Ⅲ | 微積分:合成関数の微分法/媒介変数表示された曲線と面積 | マーク式 | 標準 |
4 | 数学A | 確率:玉を取り出して得る得点の期待値と、その最大値 | マーク式 | 標準 |
傾向と対策
標準的な問題が多く、難問は出題されていない。60分という時間と計算量を考えると、瞬時の発想力と計算力が求められる。小問も問題自体は易しいが、計算量が多いものが多く、解法に悩んでいる時間はない。無駄なく、最短で解き終わる練習をしよう。 |
2014年度入試
傾向と対策
確率・微積分に要注意標準的な問題で難問は出題されない。試験時間が短いため、正確かつ迅速な計算が求められる。教科書レベルの知識を身に付けたのち、過去問や問題集で計算力・思考力を磨く。確率・場合の数、微積分が多く出題されているため、重点的に対策を行っておきたい。 |