名古屋市立大学医学部 2015年度 受験情報|入試問題の傾向と対策

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2014年度 名古屋市立大学入試問題の傾向と対策

受験データ

▶ 一般入試 
前期
科目
試験時間(二次)
二次
センター
難易度(二次)
形式
英語
120分
150点
100点
標準
記述・選択
数学
120分
150点
125点
やや難
記述
国語
 –  –
100点
 –
物理
2科目150分
200点
125点
標準
記述・選択
化学
標準
記述
生物
標準
記述
地公
 –
50点
 –
面接
200点
 –
小論文
 –  –
合計
700点
500点
 
 
▶ 面接
前期
時間
形式
20分
グループ討論(5対2)
 
 
▶ 合格最低点 
前期
2012年度
2011年度
2010年度
969.1(1200)
896(1150)
885.4(1150)
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傾向と対策~科目別~

 

英語

▶︎説明問題の分量が多く、難易度はやや高い。設問との対応関係を意識して解答を作る訓練をしておくこと。和訳問題も単純に構文をとるだけでなく、前後の内容を反映させた訳語を考える必要がある。

自由英作文は頻出テーマについては網羅しておきたい。

解答方式 時間 大問数 難易度
記述式 120分 4問 やや難

 

■設問別分析

大問 区分 内容 難易度
1 論説文 ミツバチのダンスに関する文章

・70字以内の説明問題

・40字以内の説明問題

・意味類推問題(選択)

・70字以内の説明問題

やや難
2 エッセイ 地球外生物に関するエッセイ

・和訳(問1は反復を利用するのがポイント)

・60字以内の説明問題

・文中の“heritage”が意味するものを選ぶ選択問題

やや難
3 論説文 若者の失業問題に関する文章

・説明問題

・内容一致

やや難
4 英作文 経験や人生の課題が、世代ごとに異なることを120-150語の英語で説明する。 標準

 

 

数学

▶ 難易度はやや高め。日ごろから難しい問題にふれておく。

微分積分は必出であり、行列の出題頻度も高い。2013年度は順列の問題で数独に関連した問題が出題されており、難度が高い問題であった。大問4で出題されていた空間図形の問題も把握が難しい問題である。全体的にやや難しい問題であるため、標準レベル以上の問題集を利用して対策を行っておきたい。

 

 

 

物理

▶ 計算問題に注意。

力学、電磁気を中心に出題される。2013年度は力学、波動、電磁気、熱力学の問題が1題ずつ出題されていた。標準的なレベルの問題であり、難問は含まれない。ただし、計算力を要する問題は常に付きまとう出題されているため、問題集などで対策をしっかいろ行っておきたい。

 

 

 

化学

▶ 平衡、構造決定の訓練を。

大問4題で構成される。全体的に基本~標準レベルの問題が多い。化学平衡や構造決定の問題がよく出題されており、差がつくポイントでもある。2013年度に出題されていた、圧平衡定数の算出問題には特に注意しておきたい。論述問題は字数制限が無いため解答欄に合わせて字数を調整する必要がある。

 

 

 

生物

▶標準レベルの問題が多いが,大問4はやや難しい。

名古屋市立大は毎年ヒトの体や疾患についての問題が出題されるので,過去問を活用し練習しておきたい。

教科書の理解はもちろん,図説,資料集等も加えてしっかり知識を定着しておくこと。

また,論述問題もあるので,学習した生物用語について論述できるよう練習すること。

解答方式 時間150分 問題数 難易度
記述,論述 2科目分 大問4 標準~やや難

 

■設問別分析

 大問 内容 難易度

 1

生物Ⅰ,Ⅱ

体細胞分裂,細胞周期,

DNAの構造と複製

 

標準

       2

生物Ⅰ,生物Ⅱ

免疫,心臓と循環系

 

標準

           3

生物Ⅱ

血糖調節

 標準
  4 生物Ⅰ,生物Ⅱ

減数分裂,連鎖と組換え,

伴性遺伝

 

やや難

 

 

 

面接

・出生前診断により、胎児がダウン症であると判明した夫婦の話を読み、出生前診断で胎児の病気がわかると中絶してしまう人が多いという現状を踏まえて、出生前診断について討論する。

 

 

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