医学部合格に向けて!化学の勉強法
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理科の中で最も基本となる化学の勉強法について今回はまとめていきたいと思います。
私は化学の勉強方法を単元によって2通りに分けています。
まずは酸塩基や酸化還元、熱化学などの理論化学。
こちらについては数学同様に論理的思考が非常に重要になるため、勉強の方法は基本的に数学と同様です。(数学の勉強法についてはこちら『前編』・『後編』をご覧ください。)
敢えて異なる点を挙げるとすれば
①数学と異なり化学は問題集が充実していないため、学び始めた段階で使用する問題集を選ぶのに苦労する
②教科書に公式や定理の証明があまり記載されていないため、論理的思考を磨く方法としては問題の解説を読むしかない
ことが挙げられます。
②については、残念ながら具体的な対処法は持ち合わせておりませんが、①について私がお勧めしたい対処法は、センター試験問題集を利用することです。センター試験問題集は基本的に解説が丁寧に行われており、問題の構成にも隔たりがなく、さらに、基礎に漏れがあっては間違える問題が多く含まれているという長所があり、学び始めの段階で使用するものとして非常に良いものだと思います。その他、学校や予備校で配布される教材などもあるかと思いますが、使用する問題集さえ決まれば、後は先述の数学の勉強法と同様に学習を進めて頂ければと思います。
次に無機化学や有機化学、高分子化合物などの、知識が重要になる単元です。
こちらについては、とにかく教科書を読み込み、たくさん覚えることが重要になると思います。勉強法のようなものはありません。ただ、覚える続けるのみです。逆に言えば、ここで点数を取れない場合はただ努力していないことの現れでもあると思います。一生懸命頑張りましょう。
なお、先の記事にて推奨レベルの問題集として取り上げたのは「化学重要問題集 2014―化学基礎・化学(数研出版)」です。このレベルまで困ること無く全て解けるようになれば、ほとんどの入試問題には対応できるようになりますので、頑張って下さい。