佐賀大学医学部 2014年度 受験情報|入試問題の傾向と対策

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2015年度 佐賀大学入試問題の傾向と対策

受験データ

▶ 一般入試 
前期
科目
試験時間(二次)
二次
センター
難易度(二次)
形式
英語
100分
80
140
標準
記述
数学
120分
80
140
標準
記述
国語
140
物理
80
140
化学
生物
地公
70
面接
60
調査書
100
合計
400
630
 
後期
科目
試験時間(二次)
二次
センター
難易度
形式
英語
140
数学
140
国語
140
物理
140
化学
生物
地公
70
面接
180
調査書
100
合計
280
630
 
 
▶ 面接
前期
前期
時間
形式
10分
個人面接(1対3)
 
後期
時間
形式
10分×2回
個人面接(1対3)
 
 
▶ 合格最低点 
前期
2012年度
2011年度
2010年度
789.8(1030)
810.640(1040)
787.16(1040)
 
後期
2012年度
2011年度
2010年度
774.04(910)
752.040(920)
715.34(920)
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傾向と対策~科目別~

 

2012年度までは総合問題が出題されていたが2013年度から4科目受験となった。

 

英語

▶ 構文把握力を磨く。

 

大問1,2

和訳問題が出題され、関係詞によって複雑になった文構造を把握するものや、andの並列関係をつかむ問題が出題されていた。今後も問われる力は構文把握力になるため、分詞、分詞構文、不定詞、関係詞などによる修飾関係を意識して構文を把握する訓練をしっかりとつんでおく必要がある。伊藤和夫著「ビジュアル英文解釈」や「英文解釈教室」などを利用するとよい。

また、無生物主語構文など、和訳する際に技術が必要なものも出題されているため、無生物主語構文、名詞構文、仮定法などには特に注意して対策を行っておく。

 

大問3

短めの文章を読み、300字程度の日本語で要約する問題が出題されている。2013年度に出題された英文は語彙もそれほど難しくなく、読みやすいものであった。要約のポイントになるのはテーマ、譲歩、主張、具体例を的確に読み取ることである。そのためにはどういった文章がテーマや主張を示すのかといった知識が必要である。知識を身に着けたのちに、精読・音読をくりかえせば自ずとスピードや正確さも上がっていくため、毎日の音読を欠かさないようにしたい。

 

大問4

会話文中の空所に、話がつながるように5~15語の英語を補う問題が出題されていた。

完了形の疑問文に対しては完了形で答えることや、きちんと理由を述べることなど、初歩的なポイントを守れば得点できる易しい問題である。自分が書ける表現で勝負すればよい。

 

数学

▶ 数Ⅲ・Cの内容を中心に

数Ⅲ・Cの内容を中心に大問4題が出題される。難問は出題されないが、誘導に一つ一つしたがっていかなければ、発想が難しくなる。誘導の意図を読みとる読解力を意識して対策をおこないたい。証明問題も出題されているが、微分積分の大小関係を証明する典型的な問題である。2013年度の大問3では概形が求められているが、長い問題文に惑わされず、一つ一つ出題意図を読み取ることがポイントとなる。

 

面接

前期      個人面接 1対3 10分

・なぜ医師をめざすのか、いつからめざしたか

・なぜ佐賀大学か

・佐賀に残るか

・医師にとって必要な資質

・医師にとって重要な科目

・高校時代頑張ったこと

・高校の部活動について

・どのように勉強をしていたか

・ボランティアについて

・最近の医療ニュースについて

・地域医療について

・女性医師としてどう活躍していくか

 

後期      個人面接 1対3 10分×2回

(1回目)

・志望理由

・なぜ佐賀大学なのか

・高校の紹介

・高校生活で印象に残っていること

・浪人生活で苦労したこと

・理想の医師像

・大学に入ったら何をしたいか

・昨年の受験校と佐賀大学の校風の違いをどのように考えるか

・医師不足のため、強制的にへき地で若い医師に仕事をさせるという制度ができたらどう思うか

(2回目)

・世界情勢について知っていること

・医師になってからやりたいこと、そのために何を心がけるか

・意見が合わない人に対してどうするか

・提出文(今までの出会いの中で感動したこと)の要約

・出身校のPR

 

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