2015年度 京都大学医学部(共通) 英語 過去問 解説
解答方式 |
時間 |
大問数 |
難易度 |
記述式 |
120分 |
3問 |
やや難 |
■設問別分析
大問 |
区分 |
内容 |
難易度 |
1 |
読解 |
下線部和訳、説明(30~50字) ▶︎内容を理解するのは難しい。(1)はnestの訳語の選択が難しいが、patterns「型」という語をうまく利用したい。(3)は無生物主語構文であることにも注意したいが、この文章で主張されている自然の原理の美しさを念頭においておかなくては、正確に訳すことができない。interwoven networkといった語句も予測するのが難しく、差がつく問題である。 |
やや難 |
2 |
読解 |
下線部和訳、空所補充 ▶︎「無」について書かれた英文。(1)はitの内容を明示して訳さなくてはならず、第1パラグラフの内容を盛り込まなくてはならないためやや難易度が上がる。every walk of lifeは「社会的階級」という意味であるが、予測するのは難しいだろう。(3)は京都大学の形式としては珍しいが、易しい問題である。今後難しくなる可能性もあるため、語形変化に注意しておく。 |
やや難 |
3 |
英作文 |
和文英訳 ▶︎(1)は会話形式の文であり、難易度はやや高い。「雛が孵った」といった表現はhatchを知らなければ難しいがbirthなどの表現を使う発想を持っておく。最後の太郎の発言は、関係詞を利用して書くことになるが、「トキが住みやすい環境〜しない場所というのは」をそのまま主語にしてしまうと、長くなりすぎるため、「トキが住みやすい環境〜しない場所があれば、それは私たちにとっても居心地がよいものかもしれない」と主節と従属節に分けるテクニックを使うとよい。 |
やや難 |