【医学部受験応援コンテンツ】2019年度私立医学部推薦入試について
2019年度の私立医学部推薦入試について知っておいたほうがいい情報を、PMD医学部専門予備校がお伝えします。
私立医学部に合格する機会は一般入試だけではありません。特に、受験資格を満たしている現役生にとっては、一般入試と比べて倍率が低めの推薦入試が有利です。そこで、どのような推薦入試があるのかをチェックしておきましょう。
公募推薦
公募推薦は、推薦入試の中で比較的出願しやすい入試形態です。大学が定めた評定平均の最低値などの条件をクリアしたうえで、高校から推薦書をもらえば出願できます。
公募推薦では面接や小論文が課せられる場合が多いです。高い評定平均値をとるためのバランス型の学力に加えて、面接・小論文対策にもしっかり取り組めば公募推薦で私立医学部に合格できるチャンスが広がります。現役生でなくても出願できる大学もあるので、浪人生も私立医学部の公募推薦情報は入手しておいてください。
指定校推薦
自分が通っている高校に私立医学部の指定校推薦枠がある場合もあります。受験校選びを進めるにあたり、まずは指定校推薦で進学できる私立医学部をチェックしてみてもよいでしょう。
指定校推薦に出願するためには、校内選考を突破する必要があります。ただし、高校内での競争を突破すれば基本的に合格できることになります。校内選考では評定平均が重視されることが多く、指定校推薦で私立医学部を狙う場合は学校で好成績を収めておきましょう。
AO入試
AO入試では、大学が求める人物像に合った受験生が合格しやすくなります。特定の私立医学部に進学したいという気持ちを強く持っている場合は、AO入試での合格を狙ってみてもよいでしょう。
AO入試では、志望理由書を提出する必要があります。調査書などと合わせた書類選考を経たのち、面接や小論文の試験に臨む方式です。公募推薦と比べると募集人数が少ない傾向はありますが、強い志望動機がある場合にはAO入試での私立医学部合格を目指すことも可能です。
金沢医科大学のAO入試は定員が多め(2018年度実績)
AO入試は公募推薦などと比べて実施している私立医学部が少なめです。また、定員も限られているケースが多いです。
ところが、金沢医科大学医学部では、AO入試の定員が27名(2018年度実績)と多めでした。出願資格年齢が新年度冒頭に25歳以下と、浪人生でも出願しやすい点にも特徴があります。一般常識問題なども含めた基礎学力テストに加えて個人面接が実施されます。極端に変わった入試形態ではないので、出願資格があり金沢医科大学への進学意欲が高い受験生はAO入試での合格を狙う価値があるでしょう。
金沢医科大学医学部情報
金沢医科大学AO入試情報
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東海大学医学部「希望の星育成」
東海大学医学部では2019年度入試から新たに「希望の星育成」という入試がスタートします。新たな入試制度だけに競争環境は手探りとなりますが、認知度が高まりきらない可能性がある初年度は狙い目になることも考えられます。
「希望の星育成」は推薦入試の中でも特に個性的な入試形態です。1次試験では書類審査・面接・小論文が課せられ、最終(3次)試験がセンター試験という点は他の私立医学部推薦入試と大差ありません。しかし、2次試験で面接と合わせて「オブザベーション評価」が実施されます。個人あるいは集団で課題に取り組む姿勢を評価する試験のようです。
藤田保健衛生大学も2018年度からAO入試を実施
金沢医科大学、東海大学の他には、獨協医科大学と藤田保健衛生大学がAO入試を実施しています。このうち藤田保健衛生大学のAO入試は2018年度に導入された新しい入試形態です。
出願資格が現役生に限られる東海大学と異なり、藤田保健衛生大学の「ふじた未来枠」では2浪生まで出願可能です。推薦入試では、現役生や1浪生だけを対象とする私立医学部が多いですが、2浪生でも推薦入試で私立医学部合格を勝ち取るチャンスがあると知っておきましょう。
藤田保険衛生大学医学部情報
藤田保険衛生大学AO入試(ふじた未来枠)情報
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