【医学部受験応援コンテンツ】私立医学部の入試日程って複雑!どう決めればいいの?2019年度編
私立医学部を受験する場合は、受験校をうまく決定することで合格可能性を高めるチャンスがあります。そこで、受験スケジュールの決め方を、2019年度私立医学部の入試日程もチェックしながら見ていきましょう。
志望校や入試傾向が自分に合った私立医学部を選定
受験日程を決める際は、志望校のほか、併願校として入試傾向が自分に合った私立医学部を選定しましょう。入試傾向は、科目ごとの配点比率などの数値情報だけでなく、気になる大学は実際に過去問を解いてみて判断するとなおよいです。
日程の重複をチェック
次に、日程の重複を確認してください。入試日程が重なっている場合は、どちらを受験するかを決めましょう。ただし、2次試験日程が重複しているものの1次試験日程は異なる場合は、私立医学部への合格可能性を高めるために1次は両方受験するという作戦もあります。
日程の重複チェックでは、A大学の1次試験とB大学の2次試験など、1次と2次の重複にも注意してください。2次試験の日程が複数あり、受験生が選択できる私立医学部の場合は、願書を出す際に2次試験日をずらす作業を忘れず行いましょう。
受験日が連続する場合は移動可否や体力面も考慮
日程重複は避けられていても、連日の受験となる場合は移動が可能かどうかを考えましょう。大雪などで交通機関が遅れる可能性も考慮に入れておきたいところです。
また、受験日が連続すると体力面での負担が大きくなります。実力を発揮して私立医学部合格を勝ち取れるかどうかも考えながら入試日程を決めてください。受験校が多すぎると過去問対策などの大学別対策がおろそかになりやすい点にも要注意です。
1次試験日程が重複する私立医学部(2019年度)
2019年度の私立医学部入試でも、1次試験日程が重複するケースが多数あります。
例えば、2月1日には、久留米大学や日本大学、杏林大学などの1次試験が実施されます。日程が重複することで受験生の選択肢は狭まってしまいますが、受験生が分散することを考えると合格のチャンスが広がります。他の私立医学部との日程重複が多い大学は、受験生の分散が見込めるので受験するとよいでしょう。
2次試験日程が重複する私立医学部(2019年度)
2次試験日程が重複する私立医学部の例としては、2月14日などが挙げられます。
2月14日は福岡大学のほか、愛知医科大学の2次試験実施日です。また、順天堂大学医学部では2月13日~15日のうちから2次試験の受験日が指定されるため、重複の可能性を考えておきましょう。
2次試験日程が重複している場合、どちらの私立医学部からも1次合格の通知が来た場合はいずれかを受験しないことになります。1次合格が無駄になる可能性を懸念して受験を避けるケースも出てくるので、逆にどちらも受験する戦略を取るのも一案です。
2次試験と1次試験の日程が重複する私立医学部(2019年度)
私立医学部入試は実施期間が長く、2次試験と1次試験の日程が重複する日もあります。
例えば、2月11日は獨協医科大学、杏林大学、昭和大学(センター利用)、日本大学(N方式)の2次試験が実施されます。加えて、大阪医科大学の1次試験が行われます。
2月11日に2次試験を実施する私立医学部で1次合格が出ている受験生は、仮に大阪医科大学に出願していたとしても受験を見送る可能性が高いです。競争率が低下することで、大阪医科大学の1次試験に合格しやすくなることがあり得ます。
上記の例のように、私立医学部の入試日程は2019年度も多くの重複が見られます。受験校を検討する際は、入試日程を考慮したうえで、合格可能性が高くなりそうな私立医学部を狙ってみてもよいでしょう。
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