医学部予備校直伝、私立大学医学部の願書提出時の注意点をおさらいしましょう！

私立医学部に合格するためには、願書の書き方にも注意を払う必要があります。そこで、願書提出の際に注意すべきポイントをチェックしておきましょう。

願書に記入する際は、読みやすい文章を意識しよう。

願書でアピールするためには、文章をしっかり読んでもらう必要があります。私立医学部の志望者は多数いるため、読みやすい文章を書くことで自分の志望意欲をしっかり伝えましょう。

具体的には、文章の構成を考えてから書き始めましょう。最初に自分が最も伝えたい内容を書き、その後に肉付けを進めると書きやすいです。漢字とひらがなのバランスも意識して、一目見たときに大まかな内容がつかめる志望理由書に仕上げてください。

また、こまめに段落分けをすることも大切です。段落を設定し、段落と段落の間にはスペースを空けると読みやすくなります。ただし、スペースを空けすぎると、内容が空疎なように思えてしまうので要注意です。

《併せてお読みください》

私立医学部の願書に志望理由を書く際は、ついつい自分を飾りたくなるかもしれません。もちろん、自分が合格したいと考えている以上、医師になりたい・○○大学医学部に入りたいという気持ちを強く示すことは大切です。しかし、自分が全く思いもしない内容を作り上げて書くことは避けましょう。

志望理由に作り話を書いてしまうと、願書全体を読み通した時に矛盾点が生まれやすくなります。願書の読み手に本音を書いていないと思われてしまうと、マイナス評価を受けることになりかねません。自分の気持ちを上手にアピールすることは大切ですが、無理に作り話をするのは控えましょう。

とはいえ、なかなか書くべき志望理由に思い当たらないこともあるでしょう。願書の記入内容のアイデアが浮かばないときは、大学に足を運んだり、ホームページを閲覧したりして志望する医学部の魅力的なポイントを探ってみてください。志望理由のアイデア探しと合わせてモチベーションアップにもつながります。

《併せてお読みください》

願書を書き進める際には、内容面に意識の多くを向けることになります。少しでも自分をアピールして、私立医学部合格につなげたいのですから当然です。

しかし、内容ばかりを意識していると、誤字脱字を生んでしまうリスクが高まります。また、願書の1か所1か所に集中するあまり、全体の流れが今一つになることも考えられます。

そこで、願書の作成時、必ず他人にチェックしてもらうようにしましょう。まず願書の原稿ができた段階で目を通してもらい、変更すべき点を指摘してもらいます。修正を行った内容を清書した後、書き写しミスなどがないか再度チェックしてもらってください。不安な場合は複数人にチェックしてもらっても良いでしょう。

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