【医学部受験応援コンテンツ】福岡にある医学部専門予備校が教える「2018年度、医学部入試変更点(私立医学部編)」
2018年度医学部入試変更点(私立医学部編)
入試には毎年変更が加えられます。変更点を踏まえて受験校を検討することで、医学部入試合格の可能性が高まります。そこで、まずは2018年度私立医学部における主な入試変更点を把握しておきましょう。
①後期日程の追加大学
医学部入試合格の可能性を高める1つの方法が、多くの日程を受験することです。受験機会を増やすことで、自分の得意分野が出題される日程があり合格するチャンスが広がるからです。
2018年度に新たに日程が追加された医学部入試には、金沢医科大学や藤田保健衛生大学の一般入試後期があります。定員は金沢医科大学が10名、藤田保健衛生大学は5名と限られていますが、医学部合格のチャンスが広がるため日程に空きがある人は受験を検討してみましょう。
埼玉医科大学ではセンター後期が新たに導入されます。定員は2名と狭い枠ですが、センター試験が得意な受験生を中心に埼玉医科大学医学部のセンター後期に出願してみても良いでしょう。
②センター利用入試の枠が減少する大学
センター試験を合否判定に活かせるため効率よく複数の医学部を受験できるセンター利用入試ですが、一部日程の廃止や定員減となる大学があります。国際医療福祉大学、順天堂大学、兵庫医科大学(センター前期)はセンター利用の定員減を行います。順天堂大学は、14名減ったセンター枠分を地域枠増につなげ、新たに千葉県や埼玉県、静岡県が対象となります。順天堂大学のように、比較的広範囲から地域枠に出願できる医学部もあると知っておきましょう。
また、大阪医科大学はセンター後期を廃止します。浪人生を中心に、旧年度の入試日程が今年度も存続していると思いこまないように注意が必要です。
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③公募推薦やAO入試の導入大学も
聖マリアンナ医科大学では公募推薦、藤田保健衛生大学ではAO入試が導入されます。公募推薦やAO入試は一般入試やセンター利用入試と比べて早目の時期に受験できます。早目に学力が完成しつつある受験生を中心に、公募推薦・AO入試の新規導入校を狙ってみても良いでしょう。
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④入試科目を変更する医学部も
岩手医科大学では2018年度から小論文が廃止されます。数学や理科は得意なものの、小論文に苦手意識がある受験生は、岩手医科大学医学部への合格可能性が高まります。また、北里大学では適性検査が廃止となります。入試科目の減少は対策の負担が減るメリットがある一方で、受験者数増に伴う倍率アップにつながるケースがあるので要注意です。
⑤入試会場の追加
獨協医科大学一般入試の入試会場に東京会場が追加されます。従来は栃木のみに会場が設定されていたため、東京会場の追加で受験者が急増する可能性があります。受験校を検討する際には、受験会場を念頭に置いて移動の負担がかかりすぎないようにしてください。
⑥web出願関連でも動き
川崎医科大学ではweb出願が可能になります。多くの私立医学部を受験する生徒にとっては、web出願は手間が省けるメリットがあります。また、久留米大学への出願は原則としてweb出願のみに変更されます。
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