【医学部受験応援コンテンツ】福岡にある医学部専門予備校がオススメする併願する受験校の決め方

私立医学部の受験校はどうやって決める?【受験編】

受験校選択

私立医学部が第一志望という人は、自分が一番行きたい大学だけでなく、併願校として5、6校は受験することになるかと思います。第一志望校はすぐに決められても、それ以外の決定では悩んでしまうという人もいるでしょう。そこで、併願校を選ぶ際にポイントとなる事のうちいくつかをお伝えします。

 

《福岡にある医学部専門予備校がオススメする志望校の決め方については下記から》

 

① 模試の結果を確認して合格可能性を探ろう

まず、模試の結果を確認して合格可能性を探りましょう。併願校は、自分の実力で手に届くかもしれない学校にしておくのが良いです。特に、第一志望校よりも前に受験するのであれば、1校は合格可能性が高い医学部を受験しましょう。特に一次合格が1つでもあると、その後気持ち的に受験しやすくなります。

併願校として5、6校を受験する場合は、実力通りの偏差値の学校を入れても構いません。併願校だからといってすべて易しめの医学部を受ける必要はないのです。

国公立・私立大学医学部|大学紹介

 

② 試験科目や範囲、配点から対策のしやすさを判断

受験に向けては、第一志望校の対策が最優先です。そのため、併願校は対策がしやすかったり、得意科目の配点が高かったり、科目や範囲に特色のある医学部を1〜2校志願するのも有効です。

例えば、帝京大学医学部では英語が必須で、数学(ⅡBまで)・物理・化学・生物・国語の中からあと2科目を選択します。苦手科目を避けることも可能です。

東海大学医学部では、英語、数学が必須なのは多くの医学部と同じですが、理科2科目選択が多い中、理科は1科目選択で受験できます。

近畿大学医学部の場合は、通常数ⅢBまで課せられる数学が、数ⅡBまでで受験する事ができます。

このように、試験科目や範囲は大学によって異なります。自分の得意科目を活かしたり、第一志望校と同じ試験科目の大学を選んで併願校対策の手間を減らしたりするなどの戦略を立てることも可能です。

2018年度(平成30年度)国公立医学部一般入試要項(入試科目)一覧
2018年度(平成30年度)私立医学部一般入試要項(入試科目)一覧

 

③ 試験日程や会場も要チェック

併願での受験校を決める際は、試験日程や会場も要チェックです。

まず、併願校同士で日程が重ならないかチェックしてください。また1次試験合格後の2次試験との重なりも確認しましょう。2次試験の日程の指定可否も見ておきましょう。

また、連日の受験となると対策をする時間が十分に確保できなかったり、体への負担が重くなったりする可能性があります。万一、体調を崩してしまった際には一気に受験校が減るリスクもあります。そのため、受験日をある程度分散させることも念頭に置いておきましょう。

試験会場については、移動の負担が重すぎないかを確認してください。地元以外の大学を受験する場合は、福岡会場などアクセスしやすい地方受験の設定があるかどうかを調べましょう。センター利用入試を受ける場合は、2次試験の会場も考慮し、移動が大変すぎないかを確認してください。

2018年度(平成30年度) 私立大学医学部入試試験日カレンダー

 

この他、受験校選択の際の判断基準は多岐に渡りますが、このコラムの中で触れる事ができればと思います。

 

 

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