【医学部受験応援コンテンツ】意外と見落としがち?医学部推薦入試で大切な「評定」についてのお話

こちらでは医学部推薦入試で大切な「評定」について、詳しくお伝えします。

評定について

医学部推薦入試で合格を狙う受験生は、定められた評定値をクリアする必要があります。評定値の基準を超えるためには、普段の勉強・定期テスト前の対策が重要です。推薦入試で求められる評定値の水準や、評定アップにつながる勉強法について医学部専門予備校からご紹介します。

 

 

私立医学部合格には推薦入試・AO入試が有利

主な私立医学部への合格を目指す際には、推薦入試やAO入試を活用すると有利です。出願条件が厳しい推薦入試・AO入試では、一般入試と比べて競争が緩やかになる傾向があります。一般入試と比べて早目の時期に実施されることから、チャレンジ校の受験もしやすいです。

また、大学が実施するテストが小論文や面接に限られるケースも多く、英語や数学などの試験を避けたい受験生にもメリットがあります。

 

 

私立医学部推薦入試に必要な評定値とは

私立医学部に推薦入試で合格するためには、出願条件として定められている評定値をクリアすることが大前提です。評定値とは高校における各科目の成績を5段階評価で数値化した値です。

各科目の評定値の平均が一定以上でなければ、私立医学部の推薦入試に出願できない場合があります。

 

推薦入試に必要な評定値の下限は、4.0前後に定めている私立医学部が多いです。2018年度入試では、東京医科大学や藤田保健衛生大学の推薦入試で4.0以上が必須でした。

 

求められる評定値がやや低めの愛知医科大学、福岡大学でも3.7以上です。幅広い選択肢を持ちたいなら4.0以上が、私立医学部推薦入試にチャレンジしたい受験生が目指すべき評定値と言えます。

 

 

普段の学習が評定値アップにつながる


コツコツ勉強

十分な評定値を確保しておかないと、私立医学部への合格チャンスを広げる推薦入試に出願できなくなってしまいます。

 

評定値をアップさせるためには、普段からコツコツ学習しておくことが大切です。特に、成績評価の際に定期テストとあわせて提出物や授業への参加度合いなどが重視される学校・科目は普段から予習・復習に意欲的に取り組む姿勢が求められます。

 

コツコツ型の学習は、センター試験に代わる新たな試験でも有利になる可能性があります。新たな試験が複数回実施となれば、大学入試シーズンに入る前の段階でも、着実に学力を向上させておく必要があるからです。

 

 

私立医学部推薦入試合格に役立つ定期テスト前の勉強法

普段の学習も重要ではありますが、高い評定値を確保するためには定期テスト前の勉強で成績をアップさせたいところです。

私立医学部推薦入試の出願資格を確保したい人は、定期テスト前にはどの科目でどの程度の評定値を取りたいのかを計画しておきましょう。

 

計画に当たっては、苦手科目で大きく評定値の平均を下げないようにすべきです。多くの私立医学部推薦入試への出願資格を得られる平均4.0の評定を確保する場合、苦手科目でも3以上の評定を取れるようにしてください。

 

英語や数学など、多くの人が定期テスト前に力を入れて勉強する科目については、テストで何点を取れば「評定4」「評定5」を取れるかを踏まえて学習を進めてください。

学校によって成績表の点数(100点満点での評価)と評定値の対応は異なります。何点を取れば計画した評定値に達するのかを学校に確認しておき、ハードルが低めの場合は基本問題の演習をしっかり行いましょう。

 

平均値を高めるためには、副教科で好成績を収めることが大切です。副教科は推薦入試を受験する予定のない人などは手を抜きがちです。

その分、しっかり対策をすればテストで高得点を取り、「評定5」を確保しやすいと考えられます。副教科と合わせて、入試科目に入りづらい公民科目などでも評定値を稼いでおくと評定値アップに役立ちます。

 

2018年度推薦入試情報についてはこちら
※2019年度の推薦入試情報に関しましては、公表され次第掲載します。

 

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