【医学部受験応援コンテンツ】「私立医学部入試残り1か月・過去問利用法」

私立医学部入試に役立つ、過去問を上手く使うコツをPMD予備校がご紹介します。

過去問

大学受験に成功するためには、実力アップと合わせて過去問演習が大切です。特に、私立医学部入試では、大学ごとの入試問題の傾向対策を進めることで、合格可能性が高まります。そこで、医学部予備校から効果的な過去問利用法をご紹介します。

 

《併せてお読みください》

 

過去問演習は的確な採点&解き直しが大切

過去問演習をする際、ただただ多くの年度の問題をこなすだけでは得点アップに結び付きづらく、非効率な勉強法になってしまいます。過去問演習では採点を正確に行ったうえで、解き直しをすることが大切です。採点の際には、記述問題などで部分点の出方がわかりづらい場合があります。学校や塾・予備校の先生にも可能な範囲で協力してもらい、採点の精度を上げましょう。

大学の入試説明会などでも部分点の出し方などのヒントが得られる場合があります。時間に余裕を見つけて参加してみると、過去問演習後に自己採点を行いやすくなる場合があるでしょう。

解き直しの際は、塾や予備校での解説授業や、過去問題集の解説を参考にしましょう。解説を聞いたり、読んだりすることで、問題の解法だけでなく大学の出題意図も理解しやすくなります。過去問集の冒頭に傾向分析が掲載されているケースもあるので要チェックです。

 

 

私立医学部合格への課題を洗い出して弱点補強を

過去問演習をして一通り解き直しが終わったら、志望校合格に向けた課題を洗い出しましょう。時間配分などの作戦を練り直すと同時に、傾向分析をして出題されやすい分野を把握してください。

もし志望大学医学部で出題頻度の高い問題を苦手にしている場合は、類題演習を積極的に行いましょう。過去問演習は、合格可能性を探ることが主目的ではありません。入試本番で似たような傾向の問題が出た場合に、得点率を上げて私立医学部合格を勝ち取れるようにすることが大切です。そのため、過去問を1年分解くごとに、類題演習を欠かさず行いましょう。

入試・受験情報はこちらから

《併せてお読みください》

 

あえて他大学の過去問演習をして傾向変化への対応力を養う

せっかく過去問演習をして志望大学の入試対策を進めたものの、本番では傾向が変わってしまうことがあります。傾向対策ばかりに力点を置いていると、傾向が変わった際に戸惑ってしまい、合格のチャンスを逃しかねません。

そこで、あえて自分の志望とは異なる私立医学部の過去問を解いておくと傾向の変化への対応力を養うことができます。制限時間や科目ごとの配点などは、事前に開示されています。そのため、これらの条件が似ている私立医学部の過去問演習に取り組むと、本番での急な傾向変化を想定した効果的な練習になります。

また、出題者が年度ごとに変わるケースも考えられます。そこで、直近の年度の過去問だけでなく、5~10年前など、少し古めの年度の過去問にもチャレンジしておくと良いでしょう。他の受験生が解いていない過去問に似た傾向の問題が本番で出れば、合格に一歩近づくことができます。

PMD講師が伝える大学別「傾向と対策」はこちら

 

 

医学部応援コンテンツ記事一覧
PMD医学部専門予備校がお届けする医学部受験応援記事を掲載
医学部合格のために!医学部専門予備校がお届けするコンテンツをご紹介