【医学部受験の面接対策②】「上手い回答」より、「自分なりの言葉で伝えること」を意識しよう
〜医学部受験の面接対策~
「上手い回答」より、「自分なりの言葉で伝えること」を意識しよう
「面接」と聞くと、どうしても緊張してしまいますよね。面接で全く緊張しないという人は、おそらくかなり少数派です。面接官も受験生が緊張しているのは承知の上ですから、その中で自分の考えを伝えられるように、しっかり準備をしておきましょう。
面接では、「上手に」やろうとするのではなく、いかに面接官の質問に「真摯に」向き合うことができるかがポイントだと思います。
【必ず聞かれる質問に対してはしっかり準備を】
「医師、医学部の志望動機」、「その大学を志望する理由」など、必ず聞かれる質問に対しては、事前に自分の考えを整理して、必ず自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
他にも、「自分の長所、短所」、「どんな医師になりたいか」、「高校生活について」など、想定される質問はいくつかあります。また、時事問題や医療ニュースについてもチェックしておくとよいでしょう。
【対話を重視しよう】
想定される質問に対して事前に準備するのは大切ですが、回答を文章として丸暗記してすらすら答えられたとしても、面接官の印象が良いとは限りません。
面接では、立派な回答が求められているわけではありません。面接官の質問に対して、多少たどたどしくても、自分の言葉で一生懸命伝えることが大切です。
会話のキャッチボールを意識すれば、想定外の質問にも落ち着いて対応することができるでしょう。
【面接形式は個人、集団、グループ討論など様々】
面接は、受験生一人に対して面接官一人、または数人の個人面接、受験生が複数人の集団面接、与えられたテーマに対して受験生同士が討論するグループ討論面接など、形式は様々です。
特に集団面接の場合は、他の受験生の意見が気になったり、自分と回答が被ったりすることもありますが、堂々と自分の意見を伝えられるように心がけましょう。
他の受験生の返答についての意見を求められることもあるので、他の受験生の話もしっかり聞くようにするとよいでしょう。
【最低限のマナーは確認しておこう】
入退室の仕方、挨拶、姿勢、言葉使いなど、最低限のマナーは事前にチェックしておきましょう。
面接に「正解」はありません。思ったことを自分の言葉で伝えることを意識して、自信を持って面接に臨みましょう。
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