神戸大学医学部 2014年度 受験情報|入試問題の傾向と対策
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2015年度 神戸大学入試問題の傾向と対策
受験データ
▶ 一般入試
前期
科目 |
試験時間(二次) |
二次 |
センター |
難易度(二次) |
形式 |
英語 |
80分 |
125点 |
75点 |
やや難 |
記述・選択 |
数学 |
80分 |
150点 |
50点 |
標準 |
記述 |
国語 |
– |
125点 |
|||
物理 |
2科目120分 |
150点 |
50点 |
標準 |
記述・選択 |
化学 |
標準 |
記述 |
|||
生物 |
標準 |
記述 |
|||
地公 |
– |
– |
75点 |
||
面接 |
– |
50点 |
– | ||
小論文 |
– |
– |
– |
– |
|
合計 |
– |
475点 |
375点 |
– |
– |
▶ 面接
前期
時間 |
形式 |
5分 |
個人面接(1対3) |
▶ 合格最低点
前期
2012年度 |
2011年度 |
2010年度 |
689.23(850) |
667.11(850) |
674.78(850) |
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傾向と対策~科目別~
英語
▶ 単語の類推力を鍛える。多義語の意味は中心になるイメージからとらえる。
大問1~3 長文読解
出題形式は説明問題、空所補充、下線部和訳、内容一致。例年語彙レベルが高く、やや難しい長文が出題されている。和訳問題は文構造が修飾関係で複雑になっているものが多く、構文把握力が問われている。また、solidを「固体の」ではなく、andによる並列関係と文脈から「隙間のない」と訳さなくてはならない問題も出題されていた。こういった単語の意味を予測しなくてはならない問題についても多く触れておくとよい。
大問4 英作文
下線部和訳、自由英作文(40語)が出題されている。下線部の日本語から、どういった文法知識が求められているのかといったことを正確に読み取り、英作文に反映させていく。日本語そのものが難しい場合は、簡単な日本語に言い換えてから英語にするということも大事な姿勢である。自由英作文は2013年度は「青春期に大切だと思えることについて」というテーマで出題されている。
数学
▶ 微分積分の問題に注意
微分積分の問題は例年出題されており、確率の問題の出題頻度も高い。微分積分の問題は特に、計算量も多く、かなりの時間を要する場合が多い。極限の問題は発想が難しいものも含まれており、苦手な単元は標準レベルの問題集や教科書を使って、しっかりと訓練を行っておきたい。
物理
▶ 気体の問題に注意
例年、電磁気と力学の問題が出題され、3つ目の単元になるのは始祖鳥である、力学の問題も電磁気の問題も計算量が多いいため、素早く正確に解くことができる計算力も日ごろから意識して身に着けておきたい。
化学
▶ 化学Ⅱの出題割合が大きい。化学平衡の理解を深めておく。
実在気体の状態方程式や平衡定数など化学Ⅱの分野が多く出題されている。誘導に従って解いていけば比較的解きやすくはなるが、計算問題も同様に出題されるため、時間配分に注意したい。無機分野は理論分野と合わせて出題されることが多く、有機分野は構造決定が頻繁に出題されている。やや難しい問題も出題されることがあるため、標準レベルの問題集で、しっかりと演習を積んでおきたい。
生物
▶ 苦手な単元が無いように。
例年、全体的に基本~標準的な問題が多いので、教科書や標準問題集などで、基本的な知識をしっかり身につけて得点につなげたい。
動物の反応、植物の反応など多くの分野から出題されている。
頻出の単元は決まっていないため、全体の範囲を均一に勉強し、苦手な単元が無いようにしておかなくてはならない。
説明問題では50~70語程度の日本語が求められることが多く、教科書範囲を超えた知識が求められることもある。基本をしっかりと押さえたのち、参考書や図説を使って理解を深めておきたい。
面接
5分 個人面接1対3
・自分が医師になったときに生かせる特長、どのように生かせると思うか
・特技、それを将来どう生かしていきたいか
・部活動、クラブについて
・最近感動したこと
・最近の医学的発見の中で最も感銘を受けた、または興味を持ったものは何か、その理由
・医師以外の仕事で自分に向いているものは何か
・世界における日本医療の役割、どういう形で実現したいか
・高齢化社会について
・留学の意思
・臨床医か研究医のどちらになりたいのか
・何科志望か
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