PMD国語科授業方針
近年、難化が激しい国語で、理系の生徒が高得点を取ることは1つの壁となっている。国語で高得点を取るためには、知識の徹底・演習量の増加、両方を必要とする。
そのため授業では、正解不正解ではなく、その前の基本的な段階から説明を始め、最終的には絶対的な自信を持ってセンター試験に挑めるようにする。
【前期】
共通テストの新傾向を紹介し、解法の説明を行いつつ演習を行う。現代文では、必要とされる客観的読みと選択肢の切り方の訓練を行う。少人数ゼミの利点を生かし、各々が納得するまで、丁寧に説明する。
理系の生徒が最も苦手とする古文・漢文では、授業中に基本事項を徹底して暗記させる。点数が安定しない生徒は、これらを抜きにして問題へ挑むが、そのままでは医学部を目指す点数は取れない。これらの知識・背景等を有することで、どのような問題にも対応できる文法力を習得することとなる。
【後期】(応用力養成)
前期の知識を生かし、演習量を増やす。必ず1週間で2回分の問題を解き、知識の再確認を行いつつ、本番への自信を手に入れる。また少人数ゼミの利点を生かし、生徒個々人に合わせた授業展開を行う。
【後期】(実践力養成)
共通テスト特有の時間配分を考えた演習を行うことで、本番に近い形で授業を行う。この時期、国語が得意な生徒でも、模試や質の悪いテキストを解き、共通テストから離れた解き方をしてしまう可能性がある。
PMDでは総復習をおこなうことで、改めて共通テストの解法を身に着け万全の状態で共通テストに臨めるよう指導する。