PMD物理科授業方針

 

物理では様々な現象を扱いますが、入試問題を解く上で大切なことは現象のイメージです。そのためには問題文をしっかり読んで理解・把握し、図を大きくなるべく正確に描いて、条件を書き込みます。そして図を見ながら適用できる法則を考え、式を立てます。

 

まず授業では単元の原理や法則のポイントを説明した後、それらを使って問題をどう考えていくかという解法の流れを詳しく説明します。そして実際に演習問題を自分で解くことで、本当の実力がつくようにします。そして授業だけではなく、課題を出して反復演習(復習)することで確実に定着を図ります。

 

また単元終了時には、医学部入試でどれぐらいのレベルの問題が出題されるのかを知ってもらうために、実際過去にその単元から出題された医学部入試問題を演習します。

そして、前期終了時には前期課題(前期の復習課題)を出し、より確実な定着を図ります。入試直前期には入試直前期課題を出し、仕上げに万全を期します。

 

物理が苦手な生徒様に対しては、PMD個別指導コース(マンツーマン)もあり、生徒に合わせてゆっくり説明し,着実に理解していけるようサポートいたしますので、あきらめなければ必ず成績を上げることができます。

 

医学部入試で差がつく科目が物理です。例えば2013年度久留米大学医学部入試で、物理の合格者平均が77点、受験者平均が50点で、27点の差があります。

 

物理は適切な準備をすれば、入試においてアドバンテージを取れる(差をつけることができる)科目なので、物理が得意になることで合格に大きく近づきます。

 

生徒の皆さんのスタディパートナーとして、志望大学の合格のため全力でサポートいたします。

 

 

前期:3月~8月(基礎力養成)

 

学力診断テストにより苦手単元を発見し、4月からの正規授業の前に春期講習でその単元の補強を行います。4月からは、新課程用の『物理のエッセンス』を使って、力学、波動、電磁気、熱力学、原子を体系的に学習し、前期課題(前期の復習課題)と合わせて確実に基礎力を養成します。

 

後期前半:9月~11月(応用力養成)

 

医学部入試頻出問題集を用いて、頻出分野・単元順に力学、電磁気、波動、熱力学、原子の全範囲を問題演習し、頻出問題の解法パターンを確実に定着させます。

 

後期後半:12月~1月(実践力養成)

 

志望大学の問題形式やひねりに対応するために、志望大学及び似た問題傾向でレベルが同じか少し高い大学の過去問演習を行い、入試直前期課題と合わせて、力学、電磁気、波動、熱力学、原子の総仕上げをします。

 

国立センターおよび2次対策

 

国立大学医学部志望の生徒については、前期から10回程度共通テスト演習をおこないます。センター試験から冗長な問題文の中から必要な条件だけを抜き出して解くことになれるようにします。また後期からは国立入試演習を、志望校に応じてしっかりとおこないます。12月(生徒によっては11月後半)からは、授業の中で共通テスト対策を実戦問題集で万全に行います。